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ファッション・アパレル業界のやりがいとは?成功をつかむための5つの秘訣

アパレル業界でのお仕事はおしゃれな方が多く、とても魅力的で華やかな世界であるという認識を持っている人がとても多い業界です。

しかし、実際にアパレルとはどんな仕事をしているのか知らないという人も多いのではないでしょうか。

アパレル店員といっても洋服を販売することだけが仕事ではありません。
実際にアパレル業界に興味はあるけど、自分が向いているのか分からず、向いている人の特徴などを知りたいという人も多いはず。

今回は、アパレルの業界でのやり甲斐や実際に働くのに向いている人についてご紹介します。

ファッション・アパレル業界のやりがいや魅力  

アパレル業界で働くということはファッションを通じて人々の生活を豊かにするお手伝いができること、ブランドのアンバサダーとなり新作商品をご紹介することからトレンドの最前線で働けること、そしてクリエイティブな仕事やお客様との関係構築を通じて達成感を得られることにあります。

また、自分自身のキャリア成長の機会も多く、とても挑戦しがいのある業界です。

ファッションを通じて自己表現を支援できる

アパレル業界では、ファッションを通じてお客様が自分らしさを表現するための手助けができます。
特に店頭での接客では、お客様一人ひとりのニーズやスタイルに合わせた提案を行い、お客様が自信を持って自分を表現できるようサポートできることが大きなやりがいです。

トレンドをリードする楽しさ

アパレル業界は常に新しいトレンドやスタイルが生まれるエキサイティングな環境と言えます。
新商品やシーズンごとのコレクションをいち早く知り、トレンドをリードすることができるのは、ファッション好きにとってはたまらない大きな魅力の一つでしょう。

クリエイティブな仕事

アパレル業界には、デザインやスタイリング、ビジュアルマーチャンダイジングなど、クリエイティブな要素が多く含まれます。
自分のアイデアやセンス、感性を活かして、商品や店舗の魅力を引き出す仕事ができるのは、非常にやりがいがあります。

お客様との関係構築

アパレル店員として、お客様と信頼関係を築くことができるのも大きなやりがいの一つです。

顧客様と深い信頼関係を築き、満足度を高めることで長期的な関係が形成される点です。
お客様のニーズに応え、期待を超えるサービスを提供することで、喜びや感謝の声を直接受け取ることができ、それが仕事のモチベーションとなります。

また、信頼関係が強まることで、リピートや紹介といった成果が得られることも大きなやりがいと言えるでしょう。

チームワークでの達成感

店舗運営や商品販売は、チーム全体で行う仕事です。
目標を達成したときや、キャンペーンが成功したときには、チーム全体で喜びを共有できる達成感があります。
共通の目標に向かって仲間と一緒に取り組むことが、モチベーションを高めます。

キャリア形成の可能性

アパレル業界はキャリアアップのチャンスが豊富です。
販売員から店長、さらには本社のマーケティングやバイイングなど、さまざまなキャリアパスが開かれており、自分の努力次第でキャリアを大きく発展させることができます。

ファッション・アパレル業界で大変なこと  

とても華やかに見える職業ではありますが、その裏では並々ならぬ努力や技術が求められるのが販売員の仕事。
実際のお声として働いてみて「思ったよりハードだなっ」と感じる人も少なくないでしょう。
具体的にどのような内容でハードと感じるのか解説します。

肉体的負担が大きい

アパレル店員は一日中立ちっぱなしのため、足腰への負担が大きいです。

特に繁忙期は、通常時よりも忙しくなり次から次にご来店されるお客様への対応を求められます。
付け加えて繁忙期ともなれば残業や連勤も発生する可能性も‥‥。

また、アパレル店員は日頃から商品や什器、マネキンの入った重いダンボールを抱えたり、商品に合わせてディスプレイを変更したりしています。
ディスプレイに使われている什器やマネキンは非常に重いので、移動や着せ替えには体力を使います。
素敵なユニフォームを着用できるメリットもありますが、中には女性従業員にヒール着用を義務づけているブランドもあります。
ある程度の体力は必要不可欠と言っても過言ではありません。

土日休みを取りづらい

アパレル業界は世間が休みの日が書き入れ時なので、土日休みは取りづらいところがあります。
昔と比べれば、ある程度融通してくれると思いますが店舗の人員数は限られているため、毎回休みの希望が通るとは限りません。

そのため、「家族」「友人」「恋人」が土日休みばかりの場合、スケジュールを調整しにくくなるでしょう。

しかし、平日は人混みを避けて出かけられますし役所や病院にも行きやすいため、あえて平日休みを希望する人も多いです。
インセンティブ制度を設けているブランドでは土日出勤は売上UPが大幅に見込めますので、曜日に特別なこだわりがなければつらいとは感じないでしょう。

洋服の購入費がかさむ

アパレル店員は洋服好きな人が多く在籍しています。

常に魅力的なアイテムに囲まれている上に、社販で通常よりも安く手に入れられるため、購入ハードルが低くなります。
新作が入荷するたび会社より新作商品の説明を受け接客販売を繰り返すことで、さらに魅力的に感じてしまう服好き故の悪循環が生まれてしまう可能性があるので、「月いくらまで」「社販で買うのはコーディネートしやすいベーシックなアイテムだけ」のように、社販購入のルールを決めておくと良いでしょう。

 ファッション・アパレル業界が向いている人  

向いていると一概に言っても具体的にどんな能力や気質が必要なのか?
ぼんやりしていて不透明な部分があると思うので、よりわかりやすく解説します。

外交的でコミュニケーション能力が高い

アパレル業界はたくさんの人と関わることが多い職種です。
アパレル店員は接客業のため、お客様と関わることが日常の業務。

販売員でなくても「マネージャー」「営業」「MD」「プレス」「バイヤー」などアパレルの仕事に携わる以上、コミュニケーション能力は高いことが求められます。
初対面の人と関わることや人と話すことに抵抗を感じないタイプは、アパレル業界に向いている性格と言えるでしょう。 

好奇心旺盛

ただ、与えられた事をこなす事務的な仕事に比べ、アパレル業界は自ら行動したり発信ができる人材を求められています。

また、トレンドの変化に対し柔軟に対応でき、シーズン毎に入れ替わりがあり変化を楽しむ力も必要となります。
新しいことにチャレンジしたり向上心を持って仕事ができるような積極性がある人は、アパレル業界に適した人材と判断されるでしょう。

ファッション好きでおしゃれをすることに喜びを感じる

とても根本的なことではありますが、服やオシャレをすることに興味があれば、それはアパレル業界を志す立派な理由。
「ただ好きなだけでは務まらない」とよく言われますが、逆に好きな気持ちすらなければ頑張る意欲さえ沸きません。
シンプルに服が好きな気持ち、オシャレをすることが楽しいと感じるその想いがある人はアパレル業界で大きく活躍できるでしょう。 

成功をつかむための秘訣  

アパレル業界にて成功する人の特徴を5つご紹介します。
いずれもファッション、アパレル業界へ転職成功のために重要となる要素ですので参考にしてみてください。

常にたくさんのことに興味を持つ

憧れのアパレル店員になるためには、日頃から様々なことに目を向けておくことが肝心
よく利用するブランドだけに限らず、テイストの異なる国内外のブランド情報やトレンド、美容、メイク、カルチャー、グルメなど、たくさんのことに興味を持つようにしましょう。
それは普段の友達との何気ない会話の中であったり、雑誌、テレビなど、いろいろなシチュエーションにおいて情報を集めることができます。

日頃から知る努力をする習慣ができていると、仕事にも大きく活かすことができるでしょう。

聞き上手を目指し、自分のファンをつける

アパレル店員は商品説明をしたり声をかけたりと、自分から話すことが基本ではありますが、一番大切なのはお客様の話によく耳を傾けるということです。
話し上手よりも聞き上手の方が、接客の好感度は上がります。

もちろんアパレル店員としては話し上手が良いのは確かですが、何よりもまずはお客様の話を聞かないとただ一方的な押し売りになってしまいます。
その為、日頃から聞き上手を意識して友達と会話をしたり、相手の話を最後までじっくり聞いてから自分の意見を述べるようなニュアンスを目指すと、接客スキルが磨かれることに繋がるでしょう。

ファッションに関する知識を身に付ける

ただ単純に「このデザインがかわいいからおすすめです」と言うだけではアパレル店員としては知識不足と思われかねません。
せっかくアパレル店員として働くのであれば、ファッションに関する知識をより深く身に付けておくと良いでしょう。

「服の生地や素材に関すること」「革や色彩の知識」「ビジネスやフォーマル服の基本」「メンズファッションの着こなし」妊婦さんや授乳中の方に適している服、最新の新しいルックや着こなし方、さらにはファッションに関わる資格など今では多くあります。
専門的な勉強をし、スキルアップをすることでワンランク上のアパレル店員になることができるでしょう。

目標設定と継続的な努力をする

具体的な目標を設定し、それに向けた努力を継続的にする姿勢が必要です。
トレンド、業界の変化に対応するために学び続けることや、自分の不得意なことに対してどのようにアクションをしていくかが非常に重要です。
努力することを楽しみ、自分を常に磨き続けるポジティブなマインドを持っていることで結果に結びつき、評価に繋がるでしょう。

語学力を高める

外資企業で働く上で語学力は非常に強みになります。
将来的にオフィス職を目指すのであれば本国とのやりとりも見据えて日常会話のレベルではなくビジネスレベルの英語力が必須に。
販売員であれば中国語や韓国語などもアドバンテージになります。
語学学習は時間と継続的な努力が必要になるので、スキルを持っていないのなら今すぐ勉強を始めることをおすすめします。

転職成功者のインタビュー

実際に弊社のクライアント様が転職に成功した例をインタビューにてお話ししてくださっているので参考までに一度ご覧くださいませ:)

1人目|23歳 男性 ラグジュアリー業界への転身 

新卒採用でドメスティックブランドに入社。8ヶ月後に大手ラグジュアリー会社へ転職成功!

2人目|28歳 女性 中国人 初めての宝飾業界への転職

中国籍で日本にて派遣社員でしか販売経験がなかったにも関わらず大手ジュエリーブランドへ転職成功!

3人目|30代 女性 美容店舗店長からブランドトレーナーへ転身

美容業界にて店長職から憧れの本社職へ転職成功!!

まとめ

アパレル業界でのやりがいは、ファッションを通じてお客様の自己表現をサポートできる点にあります。
新しいトレンドをいち早くキャッチし、その魅力をお客様に伝えることができるのは、ファッション好きにとって大きな喜びです。
また、クリエイティブな仕事に関わり、自分のアイデアを商品や店舗に反映させることも、やりがいの一つです。お客様との信頼関係を築き、リピーターを増やしていく過程や、チーム全体で目標を達成することの達成感も大きなモチベーションとなります。
そして努力次第で多様なキャリアパスが開かれているため、自分の成長を実感しながら働ける環境です。
このようにアパレル業界は人々の生活に直接的に貢献し、同時に自身のキャリア成長も期待できる、やりがいに満ちた業界といえます。

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