アパレル業界への転職を成功させるためには、履歴書の質が非常に重要となります!
現在転職活動中の方にとってのゴールはもちろん、最終的に内定をもらう事だと思います!
ですが、その上で必ず通る重要なポイントが書類選考です。
ここで躓いてしまうと、面接さえしてもらえないという事になりせっかくの自己PRも中々できなくなってしまうので本当にもったいないですよね・・・
そのため、転職を成功させるためには、履歴書で自身の経験やスキルを的確に伝えることができているか
採用担当者の目に留まりやすい内容で書かれているかがポイントとなります!
この記事では、書類選考の通過率を高める履歴書の書き方を具体的に解説します。
これから書類を作成し、応募しようと思っている方や、すでに書類を作成したけど本当にこれでいいのか確認したい方は
作成した履歴書と照らし合わせながらぜひ参考にしてみてください。
プロが解説!履歴書の書き方
アパレル業界への応募は店舗のポジションかオフィスのポジションによって記載する内容や、ブランド(日系か、外資系か)によって日本語で作成するか
英語作成するのか変わりますが
この記事では店舗のポジションへ志望する際の履歴書に絞ってポイントを細かく説明します!
履歴書のフォーマットによって多少記載欄が違う事もあるとは思いますが、今回は基本項目であるこちらの7つに絞って解説をしていきます!
1.フォーマット
2.名前や住所
3.証明写真
4.学歴
5.職歴
6.免許・資格
7.本人希望欄と扶養
01.フォーマット
▼フォーマット選び
履歴書には様々な形式のフォーマットがありますが、企業側からフォーマットの指定がない限り、どの形式の履歴書を選択しても問題ありません。
自分がアピールしたい内容の項目欄があるフォーマットを選択しましょう。
特に、中途採用の場合これまでの「実績」や「スキル」などをしっかりアピールできるような自己PR欄が広く取られているフォーマットを選択すると良いでしょう。
▼作成方法
履歴書を手書きで作成するかパソコンなどでデータで作成するかについてですが
結論データの方がおすすめです。
とはいえ、手書きでも問題はありませんが、履歴書をメールで送るケースが多く、データの方が送る側も受け取るブランド企業側も管理しやすいからです。
当たり前かもしれないですが、今はどこもDX化が進み、履歴書などは全てデータで管理しています。
手書きの方が思いが伝わるという意見も分からなくはないのですが、企業側に手間を取らせないためにもデータで作成をおすすめします。
ただし、注意点としては、パソコンなどで入力すると変換ミスなどによる誤字や脱字が起きやすいといった点もあるので作成後に必ず2度はチェックし、ミスがない事を確認しましょう!
02.名前や住所
次に名前や住所を記載する基本情報の欄についてですが、ここでの注意点は2つあります。
▼フリガナ
- ふりがな欄に「ふりがな」とある場合はひらがなで、「フリガナ」とある場合はカタカナで左揃えで書きます。
- 名前がひらがなや、カタカナの場合も必ず書きます。
- 住所は「県名」「市名」「町名」などの区切りで、スペースを開けると見やすくなります。(例:東京都港区南青山⇒とうきょうと みなとく みなみあおやま)
▼日付
少し枠外にはなりますが、履歴書の右上の日付を記載する欄の日付についての注意点です。
- 面接に持参する場合=「面接日」
- 郵送で送る場合=「郵便局に持ち込む日」または「ポストに投函する日」
- メールで送付する場合=「送付日」
上記のルールで記入するのが基本になります。記入した日付が間違いにならないように気をつけましょう!
03.証明写真
証明写真に関してはラグジュアリーブランドに転職をする際には実は結構重要なパートの1つです!
なぜかというと
ブランドによっては、実は証明写真だけを選定する人がいたり、入社後にそのまま社員証に使用されるケースもあります。
やはり、アパレル業界は人に見られる仕事という事もあり、ブランドイメージとマッチするか審査する上で証明写真もしっかりと見られるポイントになります!
決して軽い気持ちでただの自撮り写真や、家で誰かにとってもらった写真を使うのはやめましょう!
【服装の注意点】
男性:スーツ・シャツ・ネクタイで髪を整髪料を使ってしっかりと整える
女性:髪型は整え、メイクや服装はブランドイメージに寄せた上品さを意識したブラウス・ジャケットがおすすめです!
注意点としては、フォーマルな格好をしつつもファッション業界の場合は、いかにもリクルートスーツにならないように気をつけると良いでしょう。
【写真の注意点】
自宅撮影ではなく、証明写真専門のスタジオ利用がおすすめですが、すぐに必要な場合は綺麗な証明写真風な写真が撮れるスマホアプリで撮影するのもおすすめです!
04.学歴
学歴は中途採用の場合は特に指定がなければ義務教育は省きます。
大学や専門学校卒業であれば「高等学校卒業」から
高等学校卒業であれば「高等学校入学」から
大学院修了であれば「大学もしくは高等学校卒業」から記入しましょう。
特に学部や学科や専攻などがある場合はアピールになる場合もあるので、略さず正式名称で記載しましょう!
もしも、最終学歴が中退の場合は中途退学と記載し、浪人や留年はあえて書く必要はありません。
05.職歴
職歴欄は履歴書の中でも特に重要なパートです。
単に「どこで働いていたか」だけでなく、「どんな経験」「どんな強みがあるか」を読み手に伝えるパートでもあります。
以下の点に注意して、わかりやすくまとめましょう。
- 入社・退職の年月は正確に記載する
職歴は時系列で、西暦または和暦は履歴書全体で統一しましょう(例:2020年4月 入社)
職歴の最後には「現在に至る」その下には右づめで「以上」と記入しましょう。
※短期間しか勤務していない場合でも必ず全て正確に書きましょう。
あまり転職歴が多い場合や短期間で辞めてしまっている場合に、転職に不利になってしまうのではないかと思い、書きたくないという人もいるのですが、これは絶対にNGです!
社会保険に加入するとこれまでの加入記録が国に残っており、そのタイミングで必ず企業には気づかれます。
これは経歴詐称になりますし、そのまま解雇になる場合もあります。
正直に記載し、面接の際にはなぜその会社にそのタイミングで転職をしたのかしっかりと伝えられるようにしておきましょう!
退職理由は「一身上の理由により退社」と書くのが一般的で、具体的な理由は書かなくても問題ありません。
- 正式名称で企業名を記載
「株式会社」を「(株)」などと省略せず記載します。社名だけでなく所属部署も正式名称で記載し、部署異動や昇格があった場合には、その点も記入してください。
ブランド名が有名でも、まずは運営企業名+配属ブランドを明記しましょう。(例:株式会社〇〇(△△ブランド勤務))
- 雇用形態の記載
正社員以外の雇用形態の場合はわかりやすく記載しておきましょう。
契約社員の場合は「契約社員」と派遣社員の場合は、「○○(派遣会社名)より△△(派遣先企業名)に派遣」のように派遣元と派遣先を記載しましょう!
アルバイトでの勤務については社会人になってからの就業期間が長い場合は記入するのが一般的で、短期間のアルバイトに関しては原則として記入する必要はありません。
06.免許・資格
免許や資格に関してですが、基本的には取得した時系列順で記載するか、もしくは運転免許関連を先に記述し
その後にその他の免許・資格の順番で書くかどちらかで良いです。
もちろん免許や資格は全て正式名称で記載し、最後に以上と記載しましょう。
免許や資格を持っていない人は必ず「特になし」と記載し空欄にならないように気をつけます。
何も書いていないと、記入漏れと誤解されたり、雑な印象を与えたりする可能性があるので要注意です。
07.本人希望欄と扶養
本人希望欄については、基本的に「貴社の規定に従います」以外は書かない事がベストです!
理想の勤務条件や待遇について書いたりはしないよう注意しましょう。
この希望がかなえられなければ、働くことができないと捉えられ、マイナスに働くことが多いです。
また、扶養欄に関しては空欄にならないように独身で一人暮らしでも必ず「0」と記入するようにしましょう。
履歴書を書く際の注意点
ラグジュアリーブランドやアパレル業界への転職では、履歴書そのものが“あなたの第一印象”となります。
単なる自己紹介の書類ではなく、美意識・誠実さ・ブランド理解の深さを示すための“パーソナルブランディングツール”と考えましょう!
ここでは履歴書で見落としがちな注意点について重要なポイントをいくつか紹介します。
履歴書作成時に注意すべきポイント
1.誤字脱字は絶対に避ける
ラグジュアリーブランドは「細部に宿る美」を大切にしているため、一文字のミスが「注意力の低さ」や「いい加減さ」としてマイナス評価に直結します。
作成後は声に出して読み返す、または第三者にチェックしてもらうのがベストです。
2.文体の統一と敬語の使い方
文体は「です・ます調」に統一しましょう。
丁寧すぎて回りくどい表現や、誤用されやすい敬語は避けます。
過去の経験は「〜しました」現在の意欲は「〜したいです」と時制もブレずに記載しましょう。
3.空白や未記入欄を残さない
空欄があると「やる気がない」「準備不足」と見なされる可能性があります。
書くことがない場合も「特になし」「現在取得に向けて準備中」など、補足的な記載を入れることで誠実さを示せます。
4.応募先に合わせた微調整
同じ業界で複数のブランドに応募する場合でも、共通の履歴書ではなくブランド毎に内容を変える事が重要です。
ブランド理念や世界観を理解していることが伝わるよう、表現をカスタマイズするとより好印象です。
上記のような「細部のこだわり」はあなたの“人柄”や“働く姿勢”を伝える強力な武器になります。
ラグジュアリー業界では「表に出ない配慮」こそが選考突破のカギを握っているとも言えるので必ず注意しましょう!
履歴書で使える志望動機
履歴書の作成でおそらく、この志望動機が一番苦戦する部分なのではないでしょうか?
「どのような内容を書けばいいか分からない」
そんな人も多いと思いますので、ポイントを絞って効果的な志望動機の例を4つご紹介します。
1. ブランドへの深い共感を示す
「貴社のブランド哲学である『時代を超越したエレガンス』に深く共鳴しております。
前職で培った高級時計販売の経験を活かし、貴社のアイテム一つ一つに込められたストーリーをお客様に伝え、ブランド価値の向上に寄与したいと考えております。」
2. 高度な接客スキルの活用
「これまで培った接客スキルを、貴社のラグジュアリーな店舗環境でさらに磨き上げたいと考えております。
特に、顧客一人ひとりのニーズを的確に捉え、心地よい購買体験を提供することで、ブランドのファンを増やすお手伝いをしたいと存じます。」
3. グローバルな視野を活かす
「海外留学で培った語学力と異文化理解を活かし、貴社の国際的な顧客層に対応できる販売員として貢献したいと考えております。
多様なバックグラウンドを持つお客様に、貴社の製品の魅力を最大限に伝える架け橋となりたいです。」
4. ブランドの取り組みについて関心を強調
「貴社が推進するサステナブルなファッションへの取り組みに深く感銘を受けております。
私自身、環境に配慮した素材選びや製造過程に関心があり、これまでの経験を活かして、エシカルな消費を提案する販売員として貢献したいと考えております。」
これらの志望動機は経験や価値観を具体的に示し、応募先企業とのマッチングを効果的にアピールします。
これらの例を参考にしつつ、ご自身の言葉でオリジナリティを加えて志望動機を作成してみてください。
まとめ
アパレル・ラグジュアリーブランドは「人を見る目」にとても長けています。
職歴欄の情報からも、あなたの誠実さ、仕事に対する姿勢、成長意欲を見抜こうとします。
ただ“書く”だけではなく、「どう見られるか」を意識して、一つひとつ丁寧に仕上げることが大切です。
もし、悩んでいて
今いち自分では上手く履歴書が書けない!
そもそも転職関連で悩んでいて相談したい!
こんな人はぜひアパレル・ラグジュアリー業界に特化したキャリアコンサルタントに相談してみませんか。
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今は転職意思はない方でもまずは診断してあなたの可能性を確かめてみてください。