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【アパレル業界人必見】直接応募の方がエージェント経由より就職に有利!?|両経由のメリットとは!

アパレル業界への転職時に自身で直接応募し面接を受けるのか、エージェントを利用して面接を受けるのか
この論争は就職・転職において常に論争されている事ではありますが、結論としてどちらが内定獲得に有利なのかここではアパレル業界、ラグジュアリー業界に特化して完全解説します!

直接応募とエージェント利用とは?

エージェント利用

まずは直接応募とエージェントを利用した応募とは?についてですが

直接応募とは

求職者が自ら企業の採用ページや求人サイトを通じて、企業に直接応募し企業とダイレクトにコミュニケーションを取る応募方法です。

エージェント利用とは

そもそもエージェントとは人材紹介を行っている企業や人の事を指します。
分かりやすく言うとリクルートやビズリーチのような採用したい企業と転職したい候補者をマッチングさせる人と思っていただければイメージがしやすいと思います。

気になる方も多い利用料金ですが、エージェント利用で内定者が出るとブランド企業からエージェントに成果報酬が支払われる形式です。
その為エージェントによっても違いはありますが基本的に転職者はお金がかかりません。

内定獲得に有利なのはどちらか?

内定獲得に有利なのはどちらか

結論、どちらが有利ということはないです!

良い人であれば個人の直接応募でもエージェント経由でも内定をもらう事ができます。

なぜかと言うとそもそもブランド側の一番の目的は「共に企業を成長させる事ができる仲間を見つける事」です。
個人の面接をするのかエージェント利用かはあくまでその目的を達成するための1つの手段でしかないです。

逆に言うとブランド企業として最も避けたいことは募集をかけているのに理想の人に出会えず採用ができない事です。

そもそもエージェント利用をしているブランド企業は人材の採用のための予算に初めからエージェント利用も含んでおりその紹介料の問題は社内で議論済みです。

だからこそエージェントを利用しているということです。

でも、「全く同じ人なら成果報酬が発生しない直接応募をとるでしょ?」そう思う方もいるかもしれません。

確かに仮に「容姿」・「経歴」・「PR内容」・「面接でのパフォーマンス」など何もかも全く同じ人がいた場合は採用コスト面から直接応募の方が有利な可能性もありますが、結局全てが同じ人はいないので比較するのは難しいでしょう。
確かにエージェントから内定者が出るとブランド企業から成果報酬が支払われますが、お金が発生するからと言ってそこに内定の有利不利はありません。

その為、まずは直接応募とエージェント利用それぞれのメリットとデメリットについて理解した上でどちらが自身にあっているか判断することが重要となります。

個人応募のメリット

直接応募のメリット

個人で直接応募するメリットは大きく4つあります。
エージェントとのやり取りに煩わしさを感じる方やサポート内容にメリットが感じられない方は個人での応募の方がメリットを感じやすいと言えます。

1.自分のペースで進められる

2.直接企業とやりとりができる

3.面接を自己流でできる

4.エージェント利用がない企業に応募できる

メリット1|自分のペースで進められる

エージェントを利用すると書類作成や日程調整の件など頻繁に連絡をとる事になります。

従って、その都度連絡を取り合うのが煩わしいと感じる方や自身で主体的に動ける方は自分のペースで進めることができる事はメリットとなります。

メリット2|直接企業とやりとりができる

直接応募は自ら企業とやり取りができるので日程調整も全て自身で直接行うことができますし、自らの意見を直接お伝えすることができます。

そのため、もしも質の悪いエージェントを利用してしまった場合に考えられるような齟齬や伝達ミスなどは心配せずに企業とダイレクトにコミュニケーションが取れます。

メリット3|面接を自己流でできる

担当のエージェントは過去の面接情報の分析と内定獲得の実績からどうしてもエージェントが思う内定をもらいやすい言い回しに伝え方を変えるようにアドバイスをする場合があります。

もちろん、嘘になるような内容を指示することは絶対にありません。
ですが、答え方や面接で話す内容に何かと指示やアドバイスを受けるのが嫌だと感じる方は個人で応募すると本来の自分らしい回答で先入観なく自由に面接に挑むことができます。

メリット4|エージェント利用がない企業に応募できる

エージェントはあくまでお取引があるブランド企業の求人情報の中からあなたにマッチするブランドを紹介する事になります。
よってエージェントの取引先数によって選択肢が限られてしまう事があります。

直接応募が向いている人

直接応募に向いている人

これまでの内容からこのような方は直接応募に向いていると言えます。

・自ら適切な求人選定ができる
・日程調整や連絡のやりとりをこなす事ができる

・応募するブランドに適切な履歴書や職務経歴書が作成できる
・ブランドの研究や分析ができる
・応募するブランドが目指している方向性を理解している
・自らの経験や実績、弱みを把握し適切に伝える事ができる
・年収や入社時期など自ら交渉ができる

中々厳しい様にも思えるかもしれませんが、企業としてもブランドイメージに合った素敵な人材を探しているため個人での直接応募は簡単とは言えません。
「このブランドが好き」や憧れだけでどうにかなる訳ではないのも事実です。

とはいえ、実際に直接応募で内定獲得のケースもあります。

傾向としてはセールスアシスタントなど一番入り口になりやすいポジションへの応募、郊外で求人が集まりにくい求人への応募、未経験でも派遣スタート可の求人への応募などは直接応募で内定獲得の可能性が高くなります。

エージェント利用のメリット

エージェント利用のメリット

エージェントを利用した転職活動のメリットは大きく6つあります。

直接応募する場合と比較し転職者にとって転職活動の負担を軽減することや直接企業とやり取りでは得られないメリットが期待できます。

1.非公開の求人情報を多数取り扱っている
2.書類の作り込みや日程調整など行ってくれる
3.面接の練習や対策をしてもらえる
4.転職者を売り込んでくれる
5.給料や入社日などの交渉を行ってくれる
6.落ちた場合も理由など教えてくれる


などが挙げられますが、以下で詳しく解説します。

メリット1|非公開の求人情報を多数取り扱っている

実はエージェントは一般公開されていない非公開求人や独占求人を多数抱えているため、自己検索では募集が無い様に思えたブランドやポジションに応募することができます。

これはなぜかと言うと、例えば公に募集をかけてしまう事で社内で欠員が出てしまう事が内部で知れ渡ってしまい情報が錯綜し混乱を生む危険性があるからです。

かと言ってブランド側も社内で欠員を出さないように先回りをして人材の確保を行わなければいけません。
そのため、信頼のあるエージェントに事前にご相談し水面下でプロジェクトを進行していることがほとんどです。

また、たくさんの求人を出しているブランドは「人気がないのでは?」「退職率が高いのでは?」など不安に思われイメージダウンに繋がることも。

そもそもオープンに募集してしまうと、多くの応募が集まった場合でも選考基準に満たない人まで応募が集まりすぎてしまい、ブランド企業側はかえって選別するコストと労力がかかるリスクもあります。

メリット2|書類の作り込みや日程調整など行ってくれる

企業側との日程調整や履歴書の作成はさほど難しい作業ではありませんが、職務経歴書と自己PRの記載内容までフォローしてくれるという点がメリットになります。

プロの目線が入ることで最大限自身のアピールポイントが分かりやすく記載できているかアドバイスをもらう事ができます。また誤字脱字や記載事項の過不足など自身だけでは気づきにくいミスを防ぐ事ができるのもメリットとなります。

メリット3|面接の練習や対策をしてもらえる

面接の練習や対策を一緒にしてもらえるという点はエージェントを利用することで得られる重要なポイントの一つと言えます。

エージェントはこれまでの内定獲得の実績から面接での伝え方や質問に対する企業側の意図、内容構成など細かなアドバイスをすることができるため、一緒に練習してもらう事で面接での通過率は高くなると言えます。

アパレル業界の転職でよくある例としては接客時に商品の良さやブランドのストーリーはお客様にうまく伝えられるのに、自らのPRは苦手で中々うまく話せないという事もよくあります。

もちろんこれまでの経験と実績があっての面接ではありますがそこでのパフォーマンスを上げられる事は内定獲得率を上げる大きなメリットです。

メリット4|転職者を売り込んでくれる

エージェントは内定獲得が出て初めて報酬が獲得できる事もあり、ブランド側にしっかりと第3者の立場から転職者をPRしてくれます。

個人で私はこんな人間です!という主張だけよりも客観的に第3者の推薦があると企業としても安心できますよね。

ただ、そうなると「いい事ばかり伝えてるんじゃないの?」と思うかもしれませんが通常のエージェントではそれはありません。

過剰な評価や脚色、転職者の意思とは反した内容はブランド企業との信頼を失い、結果として今後そのエージェントとの取引がなくなり、エージェントもそのブランドの求人案件を取り扱う事ができなくなってしまうからです。

信頼できるエージェントは企業のニーズを的確に捉えるための情報収集を常に行なっています。
企業との信頼関係があるのでブランド側も自社にマッチする良い人材を紹介してくれると信頼しエージェントを利用しています。

そのため、エージェントも企業とマッチしない人を無理に勧めたり応募したりする事はありません。

メリット5|給料や入社日などの交渉を行ってくれる

一般的に直接応募で内定の場合、募集要項に記載がある給料形態になるケースが多く、転職後に一旦ベース給与が下がる事もあります。
転職者自身が入社前に「もっと給料をあげて下さい」と交渉するのは中々難しいと感じる方が大半ではないでしょうか。

ですが、エージェントを利用した場合は元の給料も考慮し、ベース、給料をブランド企業に交渉をするので前職から給料が上がる事が多く、また上がり幅も良いのがメリットです。

また、内定の後に現職の退職手続きを行う方がほとんどのため、想定よりも入社時期が後ろ倒しになるケースもあり得ますが、そういった自身では交渉しにくい件もエージェントに交渉に入ってもらうことが可能です。

メリット6|落ちた場合も理由など教えてくれる

不採用になってしまった際にも、なぜ不採用だったのかエージェントが直接教えてくれるケースもあります。

もちろん秘匿の場合やブランドから回答がない場合もあるので必ず教えてもらえるわけではないですが、理由を知る事で次回に活かすことができるのもメリットです。

面接時の回答や対応が理由であれば改善し次のチャンスに活かすことも出来ますし、逆に既存の従業員とのバランスなど単に企業側の問題の可能性の場合は理由を知ることで自信を持って次の機会に挑むことができるでしょう。

エージェント利用が向いている人

エージェント利用に向いている人

ここまで解説で結論エージェント利用が向いている人は

・全て自分で行いたい人
・エージェントが紹介できないブランドへ応募したい人


どちらかに該当しない全ての人にとってメリットがありエージェント利用が向いていると言えるでしょう!

エージェント利用の注意点

エージェント利用の注意点

多くの方にとっては利用するメリットがある転職エージェントですが、利用する上で気をつけるべき3つのポイントがありますので注意しましょう!

1.ブランド企業との取引数と実績
2.エージェントとの相性
3.強引な内定の承諾

これらのポイントについて詳しく解説します。

ブランド企業との取引数と実績

事前にブランド企業との取引数とこれまでの実績を確認しましょう。
例えば、転職を希望しているブランドがありA社エージェントに相談したところ「今そのブランドは募集をしていない」と言われて応募を諦めた。

しかし、B社エージェントに確認した所、実は募集が合った。というケースです。
A社は自社から紹介できないので「募集がない」と伝えている為に応募の機会を逃してしまう。

こんなケースも稀にありますので、転職活動では取引数や実績など本当に信用ができるエージェントなのか慎重に確認しておきましょう!

エージェントとの相性

転職エージェントを利用する場合、エージェントとの相性が非常に大事です。

転職活動は精神的にも負担が大きくストレスを感じ長引くにつれ諦めてしまうケースもありますので
【本当に自分に合った転職先を親身に相談に乗り提案してくれる】【一緒に転職活動を乗り越えてくれる信頼できるエージェント】を選びましょう。

同じエージェント会社の中でも複数人のエージェントが在籍している事がほとんどなので、もし相性が悪いのかも?と感じた場合は抱え込まずにエージェントを変更してもらうことも有効な選択肢です。

エージェントとの相性が悪いと感じる場合は、転職活動自体に気が重くなり納得のいく転職の成果も十分に得られません。
逆に相性の良いエージェントの場合は自分でも気付いていなかった長所、本当にやりたいことなど新たな目線の発見があり転職活動を有意義に進めることが可能です。

強引な内定の承諾

そして最後に気をつけたいのが「強引な内定の承諾」についてです。

最終的に内定が出た時には、企業からの内定書の確認を行い正式に返答を行います。
もちろん入社意思があり応募しているため内定をいただいている以上基本はお受けすると思いますが、選考過程であまりに想定と異なる条件や
個人的な都合など辞退せざるを得ない問題があった場合はその内定を断る事もできます。

ですが、エージェントサイドがなんとしてもその条件を飲み込んで就職を進めてくるケースもあります。

しっかりと納得し転職できるように相談できるエージェントにお願いするようにしましょう!

まとめ

まとめ

直接応募とエージェント経由どちらが有利なのか、、、「結論どちらが有利ということはないです!」
企業が求める条件にマッチしていれば個人での直接応募でもエージェント経由でも内定をもらう事ができます。

とはいえ、、
・企業とのやりとり、面接対策などご自身のペースで全て行いたい人
・エージェントが紹介できないブランドへ応募したい人

これらに当てはまる方は直接応募するのがおすすめ!

そうでない方は無料で相談やサポートが受けられる自身にあったエージェントを見つけて利用した方が、多くのメリットがあり自身だけで転職活動を乗り切るより有効と言えるでしょう。

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