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【最新版】ファッション業界の教科書|構造・職種・トレンドのすべて

【最新版】ファッション業界の教科書構造・職種・トレンドのすべて

ファッション業界には、華やかでトレンドの最先端というイメージがあります。
しかしその裏側で、どのような仕組みによって服が作られ、具体的にどんな仕事があるのかは、詳しく知る機会が意外と少ないかもしれません。

また、サステナビリティやAIの進歩など、業界は今大きな変革期を迎えています。
この変化の時代にファッション業界で活躍するためには、その全体像を正しく理解することが不可欠です。

この記事では、ファッション業界の基本的な仕組みから、さまざまな職種、そして知っておくべき最新トレンドまで、業界の全体像を体系的に解説します。

この記事を読めば、ファッション業界という複雑で魅力的な全体像を、明確に掴むことができるでしょう。

ファッション業界の「仕組み」はどうなってる?

ファッション業界の「仕組み」はどうなってる?

1着の服が企画されてから、私たちの手元に届くまでには、数多くの企業や人が関わっています。
ここでは、その複雑な業界構造をシンプルに解き明かし、ビジネスモデルや頻出する専門用語についても解説します。

1着の服が、あなたの手元に届くまで

ファッション業界の構造は、よく「川の流れ」に例えられます。
素材を作る「川上」、製品を製造する「川中」、そして消費者に販売する「川下」という3つの領域に分かれており、それぞれが連携することで成り立っています。

・川上(素材産業)

羊毛やコットンなどの天然繊維や、ポリエステルといった化学繊維の原料を生産し、それらを紡いで糸にし、生地(テキスタイル)を製造する領域です。
テキスタイルメーカーや素材メーカーがここに分類されます。

川中(製造・卸売産業)

川上から仕入れた生地を使い、服のデザイン、縫製、加工を行う領域です。アパレルメーカーが中心的な役割を担います。
完成した製品は、商社や卸売業者を通じて、小売業者へと渡っていきます。

川下(小売産業)

アパレルメーカーや卸売業者から仕入れた商品を、実際に消費者に販売する領域です。
百貨店、セレクトショップ、ブランド直営店、ECサイトなどが含まれます。消費者と直接つながる、業界の最前線です。

どんな会社があるの?2つのビジネスモデル

ファッション業界のビジネスモデルは、主に「SPA」と「D2C」の2つに大別されます。

ビジネスモデル特徴メリットデメリット代表的な企業例
SPA企画から製造、販売までを一貫して自社で行うモデル。「製造小売業」とも呼ばれる。・中間コストを削減でき、価格競争力が高まる
・顧客のニーズを迅速に商品企画へ反映できる
・ブランドイメージを統一しやすい
・すべての工程を自社で管理するため、在庫リスクが高くなる
・サプライチェーン全体の専門知識が必要
ファーストリテイリング(ユニクロ)、ZARA
D2CDirect to Consumerの略。卸や小売店を介さず、自社のECサイトなどを通じて直接顧客に商品を販売するモデル。・販売手数料などの中間コストがかからない
・顧客データを直接収集・分析し、マーケティングに活用できる
・ブランドの世界観やストーリーを直接伝えられる
・自力で集客する必要がある
・ブランドの認知度向上が課題になりやすい
FABRIC TOKYO、ALL YOURS

従来のアパレル業界は各工程が分業されていましたが、近年はトレンドの移り変わりが速く、顧客ニーズも多様化しているため
SPAやD2Cのように、よりスピーディーで柔軟な対応が可能なビジネスモデルが主流になりつつあります。

【用語解説】これだけは知っておきたい!業界のキーワード

業界で働く上で、頻繁に使われる基本的な用語を理解しておくことは非常に重要です。

用語意味
プロパーセールや値引きをしていない「定価」で販売されている商品のこと。
上代(じょうだい)商品の「小売価格(定価)」のこと。
下代(げだい)メーカーから小売店への「卸売価格」のこと。
B品傷や汚れ、縫製不良などがある「訳あり商品」のこと。
キャリー品シーズンを越えて、翌年以降も継続して販売される商品のこと。
SKU在庫管理の最小単位。同じ商品でも色やサイズが違えば、別のSKUとして管理される。
バックヤード店舗の裏にある在庫保管やスタッフの作業スペースのこと。「ストックルーム」とも言う。
トルソー頭や腕、脚部のない胴体のみのマネキンのこと。

ファッション業界の「今」と「未来」は?

ファッション業界の「今」と「未来」は?

市場規模の回復やサステナビリティへの意識向上、そしてAI技術の進化を背景に、ファッション業界は今、大きな転換期を迎えています。
ここでは、データとトレンドから業界の現在地と未来の姿を読み解きます。

数字で見る、ファッション業界の現在地

コロナ禍で一時的に落ち込んだ市場規模は、回復傾向にあります。
矢野経済研究所の調査によると、2023年の国内アパレル総小売市場規模は前年比103.7%の8兆3,564億円となり、3年連続でプラス成長を記録しました。
これは、イベントの再開による外出機会の増加や、インバウンド需要の回復が主な要因と考えられます。

参考資料:(株)矢野経済研究所

一方で、EC化はさらに加速しています。2023年のアパレル分野のEC化率は22.88%と、引き続き高い水準を維持しており
オンラインとオフラインを融合させた販売戦略の重要性が増しています。

参考資料:経済産業省「令和5年度 電子商取引に関する市場調査」

業界の未来を変える、3つの重要トレンド

これからのファッション業界を理解する上で、以下の3つのトレンドは欠かせません。

①サステナビリティ(持続可能性)

サステナビリティとは、地球環境や社会への影響を考え、将来にわたってファッション産業を続けていくための考え方のことです。
大量生産・大量廃棄が問題視される中、環境や社会に配慮した取り組みが不可欠になっています。

 リサイクル素材の活用や、受注生産による廃棄ロスの削減、サプライチェーンの透明化などが、ブランドの価値を左右する重要な要素となっています。

②デジタル化とAIの活用

AIによるトレンド予測や需要予測は、企画の精度を高め、無駄な在庫を減らすことに貢献します。
また、バーチャル試着などの新しい技術は、オンラインでの購買体験を大きく向上させる可能性を秘めています。

③パーソナライゼーション

パーソナライゼーションとは、商品やサービスを、顧客一人ひとりの好みやニーズに合わせて提供することです。
消費者の価値観が多様化する中で、一人ひとりの好みや体型に合わせた商品やサービスが求められています。
AIを活用したレコメンド機能や、オーダーメイドサービスなどがその代表例です。

D2Cブランドの台頭と、新しい成功法則

卸や小売を介さず、ECサイトを通じて顧客と直接つながるD2C(Direct to Consumer)ブランドが、近年存在感を増しています。
D2Cブランドの成功には、従来のビジネスとは異なる法則があります。

① 共感を呼ぶブランドストーリー

なぜこのブランドが存在するのか、どのような価値を提供したいのかというストーリーをSNSなどを通じて発信し、顧客の共感を呼ぶことが重要です。

② 顧客を「ファン」に変えるコミュニティ

SNSやイベントを通じて顧客と積極的にコミュニケーションを取り、ブランドを共に育てていくファンを作るという視点が不可欠です。

③ 「顧客の声」を直接反映する商品開発

自社で直接収集した購買データや顧客の意見をスピーディーに分析し、商品開発やマーケティングに活かすことで、顧客との強い結びつきを生み出します。

どんな仕事がある?ファッション業界の職種

どんな仕事がある?ファッション業界の職種

ファッション業界には、デザイナーや販売員以外にも多種多様な職種が存在します。
ここでは、服が作られ、顧客に届けられるまでのプロセスに沿って、代表的な職種を見ていきましょう。

顧客と出会う「店舗・EC運営」

お客様とブランドが直接出会う最前線が、店舗やECサイトです。ここでは、ブランドの顔として売上を創出し、顧客との関係を築く職種を紹介します。

・販売員(ショップスタッフ)
店舗でお客様への接客やコーディネート提案を行う、ブランドの「顔」となる存在です。在庫管理や売上管理など、店舗運営に関わる幅広い業務を担当します。

・店長・エリアマネージャー
店長は店舗全体の責任者として、売上管理やスタッフの育成を行います。エリアマネージャーは、複数の店舗を統括し、担当エリア全体の売上向上を目指します。

ECサイト運営
ECサイトの商品登録や、Web上の接客、キャンペーンの企画・実行、売上分析など、オンラインストアの運営に関わる全ての業務を担当します。

ブランドの未来を描く「企画・デザイン」

すべての商品は、綿密な計画と創造的なアイデアから生まれます。ここでは、ブランドのコンセプトや方向性を決定づける、根幹となる職種を紹介します。

・MD(マーチャンダイザー)
市場やトレンドを分析し、「何を、いつ、どれくらい、いくらで」作るかという商品計画全体の責任者です。
ブランドの売上を左右する、司令塔のような役割を担います。

・デザイナー
ブランドのコンセプトやMDの計画に基づき、具体的な服のデザインを考え、デザイン画を作成する仕事です。

・パタンナー
デザイナーが作成したデザイン画をもとに、服の型紙(パターン)を作成します。服のシルエットや着心地を決める、専門性の高い職種です。

世界中から最高を集める「商品計画・仕入れ」

ブランドが表現したい世界観を実現するためには、コンセプトに合った商品や素材を国内外から見つけ出す必要があります。
ここでは、商品の魅力を左右する仕入れや素材開発に関わる職種を紹介します。

・バイヤー
国内外の展示会などに足を運び、自社の店舗やECサイトで販売する商品を買い付ける仕事です。
自社のブランドイメージに合った商品を見極めるセンスと、価格交渉を行うスキルが求められます。

・テキスタイルデザイナー
服の素材となる生地(テキスタイル)のデザインや、新しい素材の開発を行います。

アイデアを製品に変える「生産・品質管理」

デザイン画を実際の服として形にするためには、品質を保ちながら効率的に生産するプロセスが不可欠です。
ここでは、製品のクオリティを担保する重要な役割を担う職種を紹介します。

・生産管理
製品が計画通りに、適切な品質とコスト、納期で生産されるように、工場との調整やスケジュール管理を行います。

・品質管理(QC)
製品が、企業の定める品質基準を満たしているかを厳しくチェックし、品質を維持・向上させる役割を担います。

ブランドの物語を届ける「マーケティング・PR」

どれだけ良い商品を作っても、その魅力がお客様に伝わらなければ意味がありません。ここでは、ブランドの価値やストーリーを様々な手法で発信する職種を紹介します。

・プレス・広報(PR)
雑誌やテレビなどのメディアに自社の商品を取り上げてもらうための働きかけや、ブランドの広報活動全般を担当します。

・VMD(ビジュアルマーチャンダイザー)
店舗のディスプレイや商品の陳列方法を計画し、ブランドの世界観を視覚的に表現することで、お客様の購買意欲を高める仕事です。

・SNS運用・デジタルマーケティング
InstagramやTikTokなどのSNSアカウントの運用や、Web広告、インフルエンサーマーケティングなどを通じて、ブランドの認知度向上やECサイトへの集客を行います。

未来の戦略を創る「データ分析・顧客管理」

顧客の購買データや行動履歴は、ブランドにとって貴重な資産です。ここでは、データを分析し、顧客一人ひとりと長期的な関係を築くための戦略を担う職種を紹介します。

・データアナリスト
ECサイトのアクセスログや購買データ、SNSの反応などを分析し、MDの商品計画やマーケティング戦略の立案に役立つインサイト(洞察)を導き出します。

CRM担当
顧客情報を管理し、メルマガ配信や会員向けプログラムの企画・実行を通じて、顧客との良好な関係を維持・深化させ、LTV(Life Time Value / 顧客生涯価値)の最大化を目指します。

▼アパレルの仕事をさらに詳しく知りたい方は以下を参照ください。
【保存版】アパレルの仕事とは?一部・やりがい・給料・キャリアパスまで徹底解説

業界が乗り越えるべき「課題」と、求められる人材

業界が乗り越えるべき「課題」と、求められる人材

ファッション業界は、華やかなイメージの裏側で、環境問題やグローバル競争といった大きな課題に直面しています。
しかし、これらの課題は、新しいキャリアの可能性を生み出すきっかけにもなっています。

気候変動リスクと、変化に強いサプライチェーン

異常気象は、綿花などの原材料の生産に大きな影響を与え、サプライチェーンを不安定にするリスクをはらんでいます。
また、ファッション業界は「世界で2番目の汚染産業」とも言われ、大量生産・大量廃棄のビジネスモデルからの転換が急務です。

このような状況下で、企業にはトレーサビリティ(生産履歴の追跡可能性)を確保し、環境負荷の少ない持続可能なサプライチェーンを構築することが求められています。
そのため、サステナビリティに関する専門知識を持つ人材や、複雑なサプライチェーンを管理・最適化できる人材の需要が高まっています。

日本ブランドは世界で戦えるか?グローバル戦略の最前線

国内市場が成熟する中、多くの日本企業にとって海外市場への進出は重要な成長戦略です。
しかし、言語や文化、国によって異なる商売ルールなど、乗り越えるべき壁は少なくありません。

今後は、海外ブランドの日本市場への参入もさらに加速することが予想されており、国内での競争も激化します。
グローバルな市場で戦うためには、海外の市場動向を的確に分析できるマーケティング能力や、異文化に対応できるコミュニケーション能力
そしてデジタル技術を駆使した海外向けのオンライン販売戦略などを立案・実行できる人材が不可欠です。

課題解決の先に広がる、新しいキャリアの可能性

これまで述べてきたような業界の課題は、裏を返せば、それを解決できる専門性を持った人材にとって大きなチャンスがあることを意味します。
実際に、以下のような新しいキャリアの可能性が広がっています。

サステナビリティ関連の専門職

環境負荷の少ない素材を開発する、サプライチェーン全体の透明性を確保する、企業のサステナビリティ戦略を立案・実行するなど、専門知識を活かして業界の持続可能性に貢献する職種の需要が高まっています。

DX(デジタルトランスフォーメーション)推進人材

AIによる需要予測モデルを構築する、ECサイトの顧客データを分析してマーケティングに活かす、バーチャル試着などの新しい技術を導入するなど、テクノロジーの力で業界の非効率を解決する役割がますます重要になっています。

グローバル市場のスペシャリスト

海外の市場動向を分析し、現地の文化やニーズに合わせた商品を企画・販売する、海外向けのオンライン販売戦略を立てて実行するなど、日本ブランドの魅力を世界に届けるための専門知識を持つ人材が求められています。

これらの職種は、従来のデザイナーや販売員といった枠組みには収まらない、新しい専門分野です。
業界が直面する課題を「自分ごと」として捉え、解決に貢献したいという意欲のある方にとって、ファッション業界は今、非常にエキサイティングな挑戦の場となっています。

今、ファッション業界で求められるスキルとは?

今、ファッション業界で求められるスキルとは?

業界が大きな変革期にある今、求められる人材像も変化しています。
これまでの動向や課題を踏まえ、これからのファッション業界で特に重要となるスキルを3つの視点から解説します。

① 課題解決に繋がる「専門性」

業界が直面するサステナビリティやDXといった課題は、裏を返せば、それらを解決できる専門知識を持つ人材の価値が高まっていることを意味します。

  • サステナビリティに関する知識
  • データ分析やAI活用のスキル
  • サプライチェーン・マネジメントの知識
  • グローバルな市場理解

これらの専門性は、今後のキャリアを築く上で強力な武器となります。

② 変化に対応する「柔軟性と学習意欲」

トレンド、テクノロジー、消費者の価値観など、ファッション業界を取り巻く環境は常に変化しています。
特定のスキルに固執するのではなく、新しいツールや考え方を積極的に学び、変化に適応していく柔軟な姿勢が不可欠です。

③ 業界を越えて通用する「ポータブルスキル」

ファッションへの情熱はもちろん重要ですが、それと同じくらい、業界や職種を問わず通用するビジネススキルも求められます。

  • コミュニケーション能力:社内外の関係者と円滑に連携する力
  • 論理的思考力:課題の原因を分析し、解決策を導き出す力
  • プロジェクトマネジメント能力:計画を立て、期限内に実行する力

異業種からの転職を考える場合、これらのポータブルスキルは大きな強みとなります。

自分に合った道を見つけるには?

自分に合った道を見つけるには?

ここまで業界の仕組みや多様な職種を紹介してきましたが、選択肢が多いからこそ「自分はどの道に進むべきか」と悩む方もいるかもしれません。
ここでは、後悔しない企業選びの視点と、未経験からこの業界に挑戦するためのヒントを解説します。

企業選びで失敗しないための3つの視点

ファッション業界で長く活躍するためには、自分に合った企業を選ぶことが何よりも重要です。
求人票の表面的な情報だけでなく、以下の3つの視点で企業を深く分析することをおすすめします

①ビジネスモデルと将来性

その企業はSPA、D2C、あるいは伝統的な卸売など、どのビジネスモデルを主軸にしていますか?業界の変化に対応し、将来性のある戦略を描けているかを確認しましょう。

②サステナビリティへの取り組み

企業の公式サイトやサステナビリティレポートなどを確認し、環境や社会問題に対してどのような目標を掲げ、具体的な行動を起こしているかをチェックしましょう。
企業の姿勢は、働きがいにも直結します。

③キャリアパスの多様性

販売職から本社職へのキャリアチェンジの実績や、研修制度の充実度など、社員が長期的に成長できる環境が整っているかを確認しましょう。

▼転職やキャリアアップについて詳しく知りたい方は以下を参照ください。
販売員から転職|キャリアアップの方法と成功事例

【キャリアのヒント】未経験からでも活躍できる!

「ファッション業界は専門知識がないと難しそう」と感じるかもしれませんが、そんなことはありません。
実際、異業種から転職して活躍している方は数多く存在します。

特に、販売職は未経験から挑戦しやすいスタート地点の一つです。
まずは店舗でお客様と直接関わり、ブランドの世界観や商品の知識を深く理解することからキャリアを始めることができます。

また、前職での経験を活かせるポジションも多くあります。

  • 営業経験者 → バイヤー、生産管理
  • マーケティング経験者 → PR、SNS運用、CRM担当
  • IT・Web業界経験者 → ECサイト運営、データアナリスト

これらの職種では、ファッション業界の経験以上に、前職で培ったポータブルスキル(コミュニケーション能力、交渉力、データ分析力など、業界を問わず通用するスキル)が評価されるケースも少なくありません。

未経験からの挑戦では、「なぜファッション業界なのか」「これまでの経験をどう活かせるのか」を具体的に説明できることが重要です。
ご自身の強みを整理し、自信を持って挑戦してみましょう。

▼アパレル未経験から挑戦したい方は以下を参照ください。
アパレル未経験で受からない人の特徴と対策

【まとめ】ファッション業界への扉を開こう

【まとめ】ファッション業界への扉を開こう

この記事では、ファッション業界の全体像を、「仕組み」「トレンド」「職種」「課題」という4つの側面から解説してきました。

1着の服が私たちの手元に届くまでには、川上から川下まで、非常に多くの人々の専門的な仕事が関わっています。

そして今、業界はサステナビリティやデジタル化といった大きな変化の波の中にあり、これまでの常識が通用しない新しい時代へと突入しています。

変化の時代は、課題が多い一方で、新しいキャリアの可能性に満ちています。

この記事が、あなたがファッション業界という複雑で魅力的な世界を理解し、ご自身のキャリアを考える上での具体的なヒントとなれば幸いです。

もし、ご自身の経験をファッション業界でどのように活かせるのか、あるいは具体的なキャリア戦略についてプロの意見を聞いてみたいという方は、ぜひ一度、私たちアプライムにご相談ください。業界に特化した専門的な知見をもとに、あなたの挑戦を全力でサポートします。

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