ラグジュアリーブランドに限らず、一度でも企業の面接を受けた事がある人なら誰でも経験があるとは思いますが、面接を受けると最後に必ず
「何かご質問はありますか?」と面接官から聞かれた事があると思います。
このこちらから面接官の方にする質問を「逆質問」というのですが、皆さん「特にありません」なんて答えていませんか?
面接である程度話ができたし!と思って何も質問をしないと「企業への興味関心がないと思われたり」「あまり熱意がないと思われてしまい」内定が見送りになってしまうほど
「逆質問」は非常に重要なポイントなのです。
この記事ではアパレル業界・ラグジュアリー業界の転職面接時に使える「逆質問」について徹底解説していきたいと思います!
そもそも逆質問はするべきなの?
まず始めにそもそもこの「逆質問はなぜするべきなのか」について逆質問をするべき理由を解説します。
◼︎熱意と志望度が高い事を示せる
アパレル・ラグジュアリーブランドの販売員の面接では、面接官は本社のリテールマネージャーやダイレクター、人事の場合がほとんどですが
ストアマネージャーなどでない限り、普段あまり話す事ができない方に直接質問ができる場になります。
意欲的に質問をする事でそれだけ熱意があり、ブランド企業側の事を理解しようとしていると好印象を与える事ができます。
逆に「質問は特にありません」と答えてしまうと
これから働こうというのにも関わらず、あまり熱意や関心がないと思われてしまいます。
そう思われてしまうと不採用になってしまいますので、逆質問は最低でも3つは必ず用意するようにしましょう。
◼︎入社後のミスマッチを防ぐ
もちろん、入社を希望する側なのでいくらミスマッチを防ぐためと言っても、福利厚生や休暇など待遇面ばかり聞くのはあまり良い印象にならないので避けた方が良いです。
ですが、今後のキャリアパスや働き方などについて質問する事で、具体的な入社後のイメージができ
ブランド企業側としても「今後のキャリアを考えている」つまり「長く働きたいと考えてくれている」と思えるので好印象になりやすいです。
逆質問は面接の最後に設けられる事がほとんどなので、”終わりよければ全て良し”ではありませんが、面接の最後を良い印象で終えられるように
しっかりと準備をしておく必要があります!
今すぐ使える「逆質問」
では、どんな質問をしたらいいの?または、どんな質問をしない方がいいの?について
ここでは知っておけば今すぐ使える、アパレル業界・ラグジュアリー業界の「逆質問」をいくつかご紹介したいと思います!
1つ目「入社までにしておく準備について」
【質問例】
「ご内定をいただき入社させていただく事になった場合、それまでに学んでおくべき事などありましたら
最大限勉強して参りたいと思いますので、教えていただけますでしょうか。」
入社までにしておく準備や、学んでおくべき事などの質問は、あなたに熱意があり、自発的に学ぶ意欲も高いというアピールがしやすい逆質問です。
また、ここで教えていただいた事はしっかりと入社までに学んでおき
入社後に「面接時に教えていただいた〇〇についてしっかりと学んで参りました」とお伝えできると
面接官の方や上司となる方から「自ら考え実際に学び実践ができる人なんだな」と思っていただけるため
入社後もさらに働きやすい環境づくりにも繋がりやすいのでオススメです!
2つ目「ご活躍されている方について」
【質問例】
「御社でトップセラーとしてご活躍されている方はどの様な方がいらっしゃいますか。ぜひ参考にさせていただきたいです。」
この質問は、どの様な方が活躍しているのか入社後の自身の参考になると共に、今後トップセラーを目指し、活躍してくれるのではないかという、良い印象を持っていただきやすいです。
3つ目「今後のキャリアアップビジョンについて」
【質問例】
「しっかりと顧客様を獲得し、トップセラーとして評価をいただけた暁には
将来的に本社リテールマネージャーを目指したいと思っているのですが、その場合どの様なキャリアパスがございますでしょうか。」
この質問をする事でしっかりと目標を立て、その上でやるべき事を逆算し計画を持って仕事ができる人だと思っていただきやすく
結果を積み上げながら長期的に勤務できる方と捉えていただきやすいです。
ポイントとしては単にキャリアパスを質問するのではなく、具体的に自分がどの様に考えているからキャリアパスをお伺いしたいと伝えられるとより良いです!
4つ目「競合や参考ブランドについて」
【質問例】
「私はウェアであれば〇〇。レザーグッズであれば××。などが特に競合ブランドと捉えているのですが、御社の中で特にベンチマークをしている競合ブランドなどはございますでしょうか。購入を検討されている方により具体的にオススメができるように、他社製品の特徴などもより深く学んでおきたいと思っております。」
この質問をする事で、実際に販売員として店頭に立つ姿とその際にどの様な接客をするのかイメージをしていただきやすくなります。
また、自社の理解だけでなくしっかりと他社のことについても理解しようとする
高い視座をもった方だと思っていただきやすくなります。
この質問のポイントは具体的に自分はどこのブランドを、どんな理由で競合と考えているのかをしっかりと伝えられるとより良いです。
5つ目「面接官から見るブランドの魅力や仕事のやりがいについて」
【質問例】
「〇〇様(面接官)から見るブランドの魅力はどんな部分がありますでしょうか」
「〇〇様(面接官)はお仕事をする上でどんな部分にやりがいを感じていらっしゃいますか」
この質問は好印象を持ってもらうためのアピールというよりは、自身が入社を決める上での参考になると共に
面接をしてくださる方は入社後の上司となる事がほとんどなので、そういった方の価値観などを知ることができます。
6つ目「ブランドが求める人物像について」
【質問例】
「御社が求める人物像はどの様な方でしょうか」
この質問はもちろん今後の参考にもなりますが、面接の1つの棚卸しができる質問にもなっています。
どういう事かというと、ここまで自分が話した自己PRに対して
面接官が回答する求める人物像に自分がマッチしているかどうか確認ができるという事です。
お答えいただいた内容が自分が話した内容とマッチしているのであれば、その時点で面接の通過率はかなり高いといえます!
いくつか質問例を紹介しましたが、「自分がどう思っているから、これについてお伺いしたい。」というように
質問の意図がわかるような逆質問をするのがオススメです!
あまり聞くべきでない「逆質問4選」
次に逆にあまり聞くべきでない逆質問についてお話しします!
あまり質問するべきではない逆質問は大きくは4つあります。
1.お金の話
2.福利厚生の話
3.お休みの話
4.社員割引の話
これらの内容は企業に勤める上でどれも非常に重要な内容ではありますが
面接の場でこの質問をするとブランドへの熱意や、やりがいではなく待遇で仕事を選んでいると思われてしまい
あまりいい印象にならないケースがほとんどです。
こういった内容はブランド企業も正式な内定オファーのタイミングで説明をしてくださいますので
面接の逆質問ではできるだけ避けるようにしましょう!
どうしても気になる場合はエージェントの中にはこういった福利厚生の内情も一部知っているエージェント会社もいますので
エージェントを利用し、情報を収集して一緒に転職活動をするのがおすすめです!!
まとめ
今回はアパレル・ラグジュアリー業界の転職面接時に使える「逆質問」について解説してみましたがいかがだったでしょうか。
アパレル・ラグジュアリー業界の面接では、逆質問を通じて熱意や意欲を伝えることや、ブランドの理解を深めることが成功のカギとなります。
今回ご紹介した6つの質問を参考にしていただく事で、面接での成功率は高まるかもしれません!
あくまでこれはほんの一部になり、他にもこんな事を聞くと良いなど、言い回しはこうがいいなど様々なアドバイスがあります。
理想のアパレル転職を実現しよう
しかし、面接対策は逆質問だけではありません。
自分の強みを最大限に活かし、アパレル・ラグジュアリー業界で理想のキャリアを実現するためには、アパレル・ラグジュアリー業界に精通した
転職のプロのサポートを受ける事が重要です。
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